
空き巣や侵入窃盗を未然に防ぐには、「犯行を諦めさせる」ことが重要です。では、実際に侵入者が犯行を断念する理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
警察庁のデータによると、侵入を諦める理由の第1位は「住人や近隣住民に声をかけられたから」です。
しかし、それに次ぐ第2位として挙げられるのが「人目が気になる環境」――つまり、「明るく照らされた家」なのです(参考:パナソニック 住まいパートナーズ)。
今回の記事では、住宅の防犯対策として、侵入者が嫌がる「防犯照明」の役割とその効果について紹介します。
侵入者が諦める理由:1位は「声をかけられた」、2位は「人目が気になる環境」
警察庁の調査では、空き巣や侵入窃盗を狙う犯人が犯行を諦める理由として最も多いのは、「住人や近隣住民に声をかけられたから」とされています。これは、犯人が周囲の目を最も警戒していることを示しています。
では、第2位の「人目が気になる環境」とは何を指すのでしょうか?
この理由の多くは、「外から見えやすい」「街灯や防犯照明がある」といった「明るさ」に関連しています。暗い場所では人の目に付きにくく、侵入者が活動しやすくなります。一方で、適切な照明が設置されている家は、侵入者にとってリスクが高く、ターゲットから外される可能性が高まるのです。
防犯照明の効果とは?
「人目が気になる環境」を作るために最も効果的なのが、防犯照明の活用です。では、防犯照明が持つ具体的な効果を見ていきましょう。
1. 侵入者の心理的プレッシャーを高める
侵入者は「誰にも気づかれずに侵入できるか」を慎重に判断します。そのため、玄関や庭、駐車場が明るく照らされている家は、侵入のリスクが高いと感じ、犯行を諦める傾向があります。
2. 住人の存在を印象づける
暗い家は「留守」と判断されやすく、侵入のターゲットになりやすくなります。しかし、照明が点灯していると「この家には人がいる」と思わせることができ、犯行を抑止できます。
3. 近隣住民や通行人の目が届く環境を作る
明るい場所では、近隣住民や通行人が不審者を発見しやすくなります。特に、人感センサー付きのライトは、突然明るくなることで侵入者を驚かせ、周囲の注意を引く効果も期待できます。
次回は、具体的な防犯照明の種類や選び方、設置のポイントについて詳しく解説します。